マリスト医師会

教授紹介

教授紹介

時松 一成

(21期)
大分医科大学 平成2年
卒業昭和医科大学医学部 内科学講座 
臨床感染症学部門(昭和医科大学病院感染症内科)教授
[ 令和6年 - ]

私は1977年に熊本マリスト学園中学校へ20期生として入学し、その後、7年間をマリスト生として過ごし、1984年に21期生として卒業いたしました。寮生活を含めた日々の経験の中で、互いに支え合いながら成長できる多くの仲間に恵まれました。20期生、21期生の皆様には大変お世話になり、今なお変わらぬご縁をいただいております。

学生時代には長期の入院生活を経験し、医療への関心を抱くようになりました。マリストの寮で培われた協調性や挑戦する姿勢、そして仲間とともに過ごした日々は、その後の人生と医師としての歩みの礎となっています。また、7年間という少々長いマリスト生活を送ったおかげで、多くの同級生や恩師の先生方に温かく接していただき、二つの期の卒業アルバムを頂戴し、両期の同窓会にもお声掛けいただいております。加えて、縦割り・横割り双方の寮生活を経験したことで、2倍の同級生はもちろん、多くの先輩・後輩とのご縁にも恵まれました。結果として、少し人より長く、そして濃密にマリスト生活を経験させていただいたことは、私にとって大きな財産となっています。

1984年に郷里である大分県の大分医科大学(現・大分大学医学部)へ進学し、1990年の卒業後は内科学、特に呼吸器内科診療を中心に研鑽を積んでまいりました。大学および関連病院において、呼吸器感染症をはじめとする感染症診療に従事するとともに、米国NIHではワクチン開発研究にも携わりました。その後、2014年に神戸大学准教授、2018年に昭和大学病院感染症内科准教授を経て、2021年より教授を拝命しております。さらに2027年には、第101回日本感染症学会総会および第75回日本化学療法学会総会の合同学会長を拝命し、感染症分野における国内最大の学術集会を主催させていただく予定です。

教授就任の頃は、東京において新型コロナウイルス感染症診療の最前線に立っておりました。昼夜を問わず診療と感染対策に追われる日々が続き、マリスト医師会の皆様へのご挨拶が遅くなりましたことを、この場をお借りしてお詫び申し上げます。

私の専門分野は呼吸器感染症学、医真菌学、感染制御学です。感染症は特定の診療科だけで完結するものではなく、あらゆる診療科と連携しながら患者さんを支える横断的な学問・診療領域であることも大きな特徴です。総合的な感染症診療能力を身につけながら、地域医療から高度専門医療まで幅広く社会に貢献できる人材の育成を目指しております。

現在の教室は決して大きな組織ではありませんが、幸いにもマリスト出身の後輩が入局してくれたことがございます。また、都内の大学で薬学部教授を務めるマリストの後輩とともに、感染症診療ガイドラインの執筆に携わる機会にも恵まれました。加えて、熊本とのご縁から、現在は昭和医科大学熊本県人会の代表を務めさせていただいております。こうしたマリストや郷土とのつながりを大切にしながら、今後も医学・医療の発展と後進の育成に尽力してまいりたいと考えております。

皆様のご指導、ご支援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

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